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2017年04月23日更新
平成29年度 1月期(1月14日実施) 情報処理技術者試験 受験レポート |
区分:ITパスポート試験 (略称:IP スキルレベル:1) 受験地:名古屋(コスモアカデミー 伏見試験会場) 天候:雪 気温:2.9℃ ・概要 この試験は情報処理技術者試験の区分の1つで、基本情報技術者(FE)(レベル2)と、 情報セキュリティマネジメント試験(SG)(レベル2)の下位に位置します。エンドユーザー(利用者)対象 の試験で、ストラテジ、マネジメント、テクノロジの3分野から出題されます。コンピュータテクノロジのみならず、ストラテジ(法務・経営戦略・システム戦略)、マネジメント(開発技術、プロジェクトマネジメント、サービスマネジメント)、テクノロジ(基礎理論、コンピュータシステム、技術要素)とコンピュータを実際のビジネスを円滑に活用できるように幅広いコンピュータとビジネス知識を問う問題が出題されます。 ※CCSFは、経済産業省のワーキンググループにて取りまとめられたIT人材のレベル判定区分で、レベル1〜7まであり、情報処理術者試験でその能力を測定することができるのは、高度試験(スペシャリスト)のレベル4までとなっています。 IP試験は、他の情報処理技術者試験区分とは異なり、各認定会場にてCBT(コンピュータを使用して解答)方式にて随時実施されていますので、大変受験しやすい試験となっていますが、その合格率は約50%で、既に相当の知識・実務経験をお持ちの方を除いて無勉強で合格できるものではありません。
・問題の構成
2時間00分で100問を解答。1000点満点で、配点はIRT(項目応答理論)方式で、各問題により配点が異なる。 なお、科目免除等はないので、全ての受験者全問受験する必要がある。
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試験結果 |
・正誤一覧 700点/1000点満点
・分野別正答数 ストラテジ:505点/1000点満点 マネジメント:710点/1000点満点 テクノロジ:845点/1000点満点
・総評 試験は、民間会場委託だが、身分証明書と本人確認を受付時と試験会場入室時の2回実施、また、試験注意などは紙で配布され、民間委託されているが故、他の民間資格のCBT試験と比較すると、きちんと感があった。 机上には、シャープペンとA4用紙1枚が用意されているが、CBTということで問題と解答は画面上にのみ表示されることから、問題用紙への直接書き込みができないのでやりにくい感はある。 思ったより(5問ほど)計算系問題もあった。計算系問題はほとんど捨てた。思ったより得点が取れなかったが、試験問題の持ち帰りはできないのでどこを間違えたのかはよく分からないが、ストラテジが弱いのは確実。これは模擬試験でも同様の結果が出てた。 試験結果は、解答終了後画面に表示され、試験結果レポートは、自宅に帰ったらもうダウンロードできる状態になっていたが、はっきり「合格」とは書かれておらず、正式な合格は2月14日の発表待ちとなる。得点がギリギリの場合、何らかの点数調整が入ると合否が変化する可能性があるようである。
・傾向 キタミ式のITパスポートの本と、Webでの過去問演習をぼちぼち実施はしたが、総勉強時間は24時間程度。総得点700点は自己目標の8割を下回る辛い結果であった。IP試験はCBTになってから問題が非公開(毎年春と秋に100問ずつ一部が公開される)で、意外と過去問演習での合格が難しくなっているようである。 |
合格証書 |
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